かゆい うま

なんだかここ一年ずっと地震が多くて困っています。
どうせ来るなら早く来いよ、といった感じ。
震度一ぐらいだと、自身のめまいか、本当の地震か自信がありません。
地震対策で水槽の水を半分以下に保っています。
水槽の水ってのは僕らにとっての空気みたいなものだから、魚にとっては多いほうがいい。
前まではいつも、水槽のふちから溢れ出しそうなぐらい水を入れていたのだけれど、その悪習から卒業できたからそれはそれでよかったのかもしれません。


最近、そのへんの川にピラニアを放流した輩が居て、ニュースになっていました。
悪い奴も居るものです。
ラニアなんて飼うのは、変わった物が好きな変わった奴が多いのだろうと思います。
要するに変人。
人と違うのは悪い事じゃないけど、悪い方に変わっているのは駄目だ。
ラニア飼いの肩身が狭くなるのでそういう事としてもらいたくないです。
変人は変人でも人畜無害な方の変人になりたいなと思っています。


このピラニア、誰が見つけたのかしら無いけれど、最初は驚いたことでしょう。
カミツキガメは見つけてもそんなによく分からないのですが、ピラニアだと見た瞬間に分かります。
インパクトがあります。
目はギョロッとしてるし、口は大きくて歯は尖っており腹はとても赤い。
ラニアという名前の語感もなにか鋭利な感じがします。


心理学で「ブーバ/キキ効果」というものがあります。
尖った星型の図形と、アメーバのような柔らかな突起のある図形を見せ、どちらが「ブーバ」でどちらが「キキ」かと被験者に尋ねる。
すると、どの地域のどの人種も高確率で尖った方がキキで丸みを帯びた方がブーバだと答えるそうです。
なんだか当たり前過ぎる実験のようですが、人間には共通の音感、語感が有るというのが証明されています。


そして「ピラニア」。
なんだか鋭利で悪そうで最後にニヤリと笑ってそうな名前だなと思うのでした。


噛まれるから掃除も面倒だし、放流できないし、水温も気にしなくてはいけません。
熱帯魚だから低温はもちろんの事、高温にもならないようにしなければいけません。
夏の高温対策にサーモで作動するファンを二台付けています。
これが結構気になる五月蝿さ。
最近暖かくなってよく作動するようになったんですよね。


色々面倒な事があるけれど、一点だけ良い点があります。
それは、地震が小さくて気のせいかどうかわからない時に水面の揺れで確認できる事ぐらいかなぁ…。


最近は私生活がバタバタしているのでそのうちまたじっくりやろうと思っています。